2007年11月22日木曜日

日本語を書く

下はあくまで個人的な意見である.

論理的・簡潔・明快な日本語の文章を書くことは難しい.
論理的な文は周りくどい表現が増え,簡潔な文は説明足らずに陥りやすい,そして明快な文は単調になりがちである.
また,助詞や接続詞にも注意が必要となる.
科学技術論文の執筆はまるで詩を書くように,文の推敲と表現の工夫が必要になる.

インターネットの普及に伴い,日本語の文章に触れる機会も多くなった.
しかし,必ずしも科学技術論文にふさわしい文章ばかりではない.
なぜなら,想定される読者が異なるためである.
私も普段から,ニュース,日記,解説記事や解説サイトを訪問する.
そして,それらの日本語に触れることで,正しい日本語を身につけたと思いこんでしまう.
正しい日本語にも種類があり,科学技術論文における正しい日本語は,科学技術論文が一番の参考書となりえる.

私も学生とはいえ,科学技術的な文章を執筆する機会がある.
執筆のたびに,教員から指摘され,日本語の難しさを痛感する.
せめて,ブログを執筆するときは,日本語を意識し,科学技術論文を積極的に読むことを心がけようと思う.

1 件のコメント:

横前 さんのコメント...

多分私に足りないのは,文の構成力.
執筆し始めると,一点に集中してしまうので,一文がすぐに複雑なり,さらに前後の文でつながりが失われる.

修正する際も同様に,一点の修正に視野狭窄に陥りやすい.

少しの間,この書き方でエントリを続けてみようかと思う